夢の良し悪し
スポーツ選手や俳優や歌手が夢を語るのは好きだし、
サクセスストーリーの映画もとってもお好きです。
が、どうも起業に関して夢を声高に話す人は好きじゃない。
起業家の講師をしているある方が
小学校に特別講師として行った時の話。
(直接きいてないので不確かですが)
やっぱりテーマは夢。
小学生に夢を聞いてビックリしたとのこと。
「小学生が、街頭でティッシュを配る人や、
携帯電話のキャンペーンガールになりたいって言うんです。
もっと大きな夢をもてないのかと思いましたよ」って。
私はそれを聞いて、あら、いいじゃん。って本気で思いました。
それに、携帯電話などのキャンペーンガールは、若かりし頃、
仕事がきたら大喜びしていたしさ。
その方は、後で学校の先生に、
「なぜ子ども達はそんな小さな夢しかみないのか」って聞いたそうな。
答えた先生がいいねぇ。
「駅から学校まで歩いてみてくださいよ。
ティッシュ渡す人が、とっても楽しそうに仕事してますから」と。
う~~ん、納得。そりゃそうだ♪
つまりさ、その夢を語る講師先生は、
野球選手やパイロットになりたいって言っておけば、
納得する方なんだろうなぁ。
糸井重里さんの本にこう書いてるよ。
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何かにつけて『夢は持ってるか?』とか
問いかけられちゃうのも困るっつーの。
イタイケな若い人を、
そんなことで問い詰めるなってーの。
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夢は静かにわいてきたらそれでいい。
無理して作るもんじゃないしね。
2007年4月16日