去年から研修にうかがっているある企業で、
先日タイプ分けをやってみました。
あわせてくれているのかしらと思うほど、
タイプ通りの発言がでてきたんですよ。
それはサポーター(以下S)さんのこの質問からはじまりました。
S 「仕事が止まっていて、大変そうなので、
『大丈夫?』と声をかけると『大丈夫です』って返事がくるんです。
でも、どうみても大丈夫じゃなさそうなんです…」
Sさんの後輩はコントローラー(以下C)かアナライザー(以下A)タイプのようです。
研修に参加していたCタイプとAタイプの人にSさんの後輩の気持ちになって
発言してもらいました。
そうしたら、
Cタイプ 「大丈夫かと聞かれることが嫌。信頼されていない感じ」
Aタイプ 「自分で段取りを考えてやっているので、ほおっておいてほしい。
大丈夫でないときは言います。」
とまあ、複数のかたが概ねこんなことを話してくれました。
では、Sタイプの人はどうかというと、
Sタイプ 「大丈夫と聞かれると安心する。このままでいいんだなと確認し、
次に進める。苦手な上司には自分から言えないので、声をかけて
もらえると話しやすくなる。」
とのこと。やっぱり自分がしてほしいことを相手にもしているんだよね。
じゃあ、プロモーター(以下P)はどうかというと、
Pタイプ 「とりあえず、だぁ~~ってしゃべってスッキリします!」
笑ってしまいますね。
で、コーチングの本にこのようなことは書かれているんだけど、
同じ会社の人たちが、タイプによってこんなに違うんだと、
生の声を目の前で聞くと、腑に落ちやすいし現場で使えますよね。
最後に、質問をしてくれたサポーターさんが
「後輩を信じたいと思います」と言ったひとことが忘れられません。
久しぶりのブログは研修からのネタでした。
(2007年9月26日)