じいちゃん奮闘記 横文字編
私の父は76歳の、見るからにおじいちゃんで、
ヨーダのようです。
(父ではありますが、じいちゃんと書きます)
世の中には横文字・カタカナがあふれていて、
じいちゃんにとっては理解できないことばかりです。
FAX電話を使い始めて早5年位たちますが、
FAXを送ることはできても、いまだにFAXを受け取ることができず、
いつも私のいじめにあっています。
それだけではありません。
じいちゃんは、「ファックス」と言えないんです。
何度教えても「ハックス」としか言えません。
別居している私にFAXでお願い事を書いて送ってくるときも
受け取ることができないくせに、
「ハックスで送ってください」と書いてくるのです。
友達に言わせると、友達の90歳のおじいちゃんと同じレベルらしい。
ある日じいちゃんは新しい情報を持ってニコニコとやってきた。
家族の誰も知らない話題を持ってくるのは嬉しいのでしょう。
近所に高校生の子供がいる家があります。
そこにお客様が来たということなのですが・・・
じいちゃん「○○さんの家に、外国からホームレスが来ているぞ!!」
じいちゃんは、ニコニコ誇らしげに話している。
なんてったって、横文字を完璧に使っているのだ。
みなさんは、もうお気づきでしょう・・・
「ホームレス」ではなくて「ホームステイ」ということだと・・・