じいちゃん奮闘記 病院編その2
我が父は76歳のじいちゃんである。
先日、じいちゃんが深刻な顔をして我が家に訪れた。
これから病院に行くと報告に来たのです。
おとといから、お腹が苦しくて腰を伸ばせないとのこと。
数年前から腰が曲がり始めたので、私の目にはいつもと同じ
姿にしか見えないのですが、まあそうらしい。
じいちゃん「じいも年だから、そろそろお迎えが来たのかも
しれない・・・・きっと癌だと思う。この痛みは初めてだからな・・・」
まだ病院にも行ってないのに、自分で想像して深刻になっているのです。
こういう場合、我が両親を見てみると、痛みに強く、
ドンと構えるのは母ます子のほうである。
じいちゃんは、スーパーマイナス思考だ。
じいちゃんは市内で一番大きな県立総合病院に覚悟を決めた
面持ちで出かけていった。
診察をしてくれたのは、若い女医さん。
最初にその女医さんは「ある結論」を出していた。
しかし、高齢でもあるので、お腹以外にも何かあるかもしれないと、
大掛かりな検査をすることになったようです。
もちろん癌の検査もしてくれた。
じいちゃんは検査だけのために4日間病院に通いました。
検査の後、じいちゃんは電話をくれた
じいちゃん「若い女の先生にみてもらって恥ずかしかった」
じいちゃんではあるが、恥じらいがまだあるようだ。
ところで検査結果はどうだったんだろう?
じいちゃん「糞づまりだったどよ~~あっはっは!」
お下品な表現でしたね。じいちゃんの言葉を忠実に再現しました。
ごめんなさい。
まったくもう!ちょっとだけ心配したのに、どうしてくれんのよ!